第一回 フォスコ・マライーニ賞 の巻
2013年 11月 27日
2013年 11月15日にイタリア文化会館が授与する授賞式が有りました。1938年12月15日に札幌市で妻と娘1歳半のダーチャ・マライーニを連れて生活が始まります。日伊交換留学生として北海道大学医学部解剖学教室の児玉作左衛門教授の下でアイヌ民族の人種的起源の研究を行いました。札幌で妹・ユキが生まれました。2年半程の滞在でしたが、北大山岳部との交流は深く「イグルー」を手稲山で実験し問題無い事を確認してその後、しっかり引き継がれ功績を残しています。
1968年 並木見江子と再婚
1970年 大阪万博イタリア館副館長
1972年 札幌オリンピックでイタリアチーム選手役員として来札
1973年 日伊研究学会を設立 会長就任
2002年 道立文学館にて「フォスコ・マライーニ写真展~東洋への道~」日本山岳会北海道支部後援で開催
2004年 91歳の人生をフィレンツェで閉じる。 最後の言葉「神の啓示は特定の宗教のみに現れるのではなく、地球上のあらゆる事象から得られるものである」
長女ダーチャ・マライーニは現代のイタリア作家の第一人者で有る。
画像:毎日新聞
2002年のスクラップ