春の生花店 の巻
2014年 04月 01日
建物の中の売り場です。
色彩感覚が崩壊してしまいそうになります。
ホラー映画や血を平気な女性たちならではの世界です。
ごく狭い空間で過多色の中に
長時間勤務していると脳は疲れるであろう。
花は心を癒すとはいえ、ここはそうとはいえない。
息がつまるくらい鬱陶しい。
早く、外に出ることにする。
雨の札幌
早くも路面に陳列されています。
上部のピンクの花は「花月・かげつ、別名・金のなる木」です。
この木に五円玉の載っているのは、珍しくはありませんが、
花の咲くようすは初めて見ました。
驚くほど強い芳香を放っています。
路面店では、
外にはまだ商品を出さない店も有ります
予め(あらかじめ)小さなブーケを用意しています。
忙しい客の為に考案された商品のようです。
自分への褒美に買うのか
今時の生花店の流行です。
自宅の卓上花にはよろしいが、
贈り手の心が全く入っていない、
ただ「これを下さい」と買い
贈り物には、まさかするまい。
🎵目と目で通じ合う
そういう仲になりたい.... なら
相手の顔を思い浮かべ、
自分の頭を使って花を選び、
自分の頭を使って花を切っていただき贈りましょう。
そうすると、
頂く方も贈る方も「幸福な時」を共有できるでしょう。
百貨店の地下です。
ずっと変わらず、同じ売り場の生花店。
容器が軽いので、コデマリの重さに耐えるためには、これだけの水を必要とします。
重い容器を使用すれば水の量は1/5
で済み枝の鮮度が長持ちします。
どこのコデマリかを尋ねると
「本州の方だとお〜、思いますう〜、たぶん。」
百貨店の面汚しです。
自分の取り扱う商品には責任感を持つことを全く仕込まれていない呆れた売り場でした。
上司のガバナンス欠如の現れです。客との先端に立つスタッフの責任ではないのです。
指導者の指導力の問題です。
北海道で年がら年中、生花を売っている事は大変に有難いことです。
時期がまったく早い商品が並んでいると産地を知りたくなるのは
自然発生な気持ちです。
現に路上にはまだまだ雪はあるのですから。
桜! チューリップだ!
もうヒヤシンスが売っている!
どこの?
誰でも思うことです。
肉・魚・野菜・衣類等...
何でもかんでも、生産地は表示されています。
花の名前・価格札に産地表示を求めます。
もしくは、
生産地を頭にいれて店頭に立たせよ!
母の日。
父の日。
365日です。この日限りではないのです。
普段の「ありがとう」の一言が
いちばん嬉しいのです。