白い花 の巻2
2014年 05月 31日
千両梨(バラ科・ナシ属)
樹の下の緑は一面、エゾヒメアマナに
覆われています。
ブラウザでは
*日清戦争の頃、
日本へ導入されて
北海道を中心に栽培された。
*JA よいち よいちNEWS
千両梨発祥の地
明治時代 余市町で偶然実生を発見された。
*12月6日の誕生果 千両梨より
果物言葉「恩恵」
和名:余市千両(よいちせんりょう)
原産地:中国
明治時代 日清戦争の頃、持ち帰った種子から、中国梨の偶然実生として生まれた梨。
...北海道を代表する梨にもなりました。....
「果物言葉」のあることを初めて知りました。
勉強になります。
花言葉「博愛・愛情」
売って、売って千両を稼ぐ事ができるほど
秋にはびっしりと実を付けます。
北海道知事公館庭園にて。
イベリス(アブラナ科・イベリス属)
和名:トキワナズナ(常盤薺)
原産地:地中海沿岸
花言葉「初恋の思い出・細やか人情....」。
古いイチイの木の門のまわりで咲いています。
イベリスは今年の春に初めて知りました。
札幌市中央区の住宅街にて。
ナナカマド(七竈・バラ科)
原産地:日本・アジア東北部
花言葉「怠りない心・慎重・私と一緒にいれば安心...」
白い花がふわっと咲いています。
あたりは香りが充満しています。
この後、緑色の実がなり、
秋には真っ赤な色に変わり
葉は見事に紅葉します。
そこへ真っ白な雪が積もります。
絵になる雪国自慢の冬景色です。
ナナカマドは雪国育ちの方々の
どなたにも
忘れ得ぬ心の風景として生涯残る樹木です。
札幌市資料館前庭にて。
アマドコロ(甘野老・ユリ科)です。
山野草が街のど真ん中で活きています。
原産地:日本・中国
花言葉「元気を出して・心の痛みのわかる人...」
葉が開く前の若芽、秋の地下茎が食用可能です。
根を乾燥させたアマドコロ茶があり、薬用植物でもあります。
STV 札幌テレビ放送前庭にて。
リュウキュウツツジの花です。
(琉球躑躅・ツツジ科・ツツジ属)
原産地:不詳の園芸品種
花言葉「愛の喜び」
美しい「白琉球」の名があります。
「白いツツジが咲いているなあ」で長年ただ見過ごしていましたが、この春に初めてじっくり
観察してその美しさには驚きました。
優雅さと迫力が備わっています。
札幌方面中央警察署の花壇にて。
トチノキ(栃の木・トチノキ科)
です。
原産地:日本
花言葉「博愛・健康・贅沢...」
ドングリよりも長時間水に浸し、アク抜きをしっかりとして食用になります。
秋には落ちた実を拾い集めている老人を見かけます。
手にするだけでも、
昔を偲ばれているのでしょう。
大通公園にて。
ボールのような大輪の西洋品種。
早くも、アジサイが咲いています。
アジサイ(紫陽花・アジサイ科・アジサイ属)
原産地:日本・東南アジア
花言葉「移り気・高慢・元気な女性....」
6月からは、
箱根登山鉄道の「あじさい電車」が観光客を楽しませてくれます。
電車に触れるほど近くで咲き誇ります。
ヴィシソワーズを頂く時、
ガラス容器の下に紙ナプキンではなく、アジサイの葉を敷くと素敵ですが
葉には毒があります。
街路樹の土場で咲いています、
スズランです。
原産地:ヨーロッパ・東アジア・
北アジア
花言葉「幸福が訪れる・幸福の再来・純潔...」
1961年 米映画
第一級の女優 ヴィヴィアン・リー主演の映画「ローマの哀愁」で、
彼女はスズランの小さな花束をしっかりと両手で握り締めるシーンがあります。
カットが変わると全然違うスズランの花束を持っていますが....。
原作はテネシー・ウィリアムズですから、観てハズレは無いです。
彼女の抜群の演技を楽しむ事ができます。
スズランは特に花・根に毒があります。
札幌市の花に指定されています。
蕾(つぼみ)は黄色く、開いた花は白く、
ボールのような形で咲くツツジです。
咲いている期間が長い種類の花です。
札幌市中央区大通りの住宅街の花壇にて。
大通公園4丁目〜7丁目にて
6月21日(土曜日)〜29日(日曜日)
第22回 花フェスタ2014札幌
開催されます。
楽しみです。