思うままに


by abdulmajid0922

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ソメイヨシノの巻

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ソメイヨシノ(染井吉野)
バラ科・サクラ属

学名:Cerasus×yedoensis

日本原産のエドヒガンザクラと
オオシマザクラの交配種です。

花言葉:衰えぬ気品、優れた美人.....

東京都の都花です。


高円寺の閑静な住宅街で咲く
ソメイヨシノ。

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胴ぶきの開花です。

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長く生きて来た歴史のある幹。

ゴッホが描きそうな木肌をしています。


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古木の桜の樹は芸術作品を見るようです。
ため息の出るほど実に美しい。


初夏の訪れを思わせる
東京都杉並区の住宅街にて
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by abdulmajid0922 | 2015-03-31 22:32 | Comments(0)

ヒイラギナンテンの巻

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ヒイラギナンテン(柊南天)
メギ科・メギ属

学名:Mahonia japonica

原産地:ヒマラヤ〜中国南部、台湾

花言葉:激情...


花の香りが大変よく、スズランを思い出す香りです。

冬場の葉は紅葉します。

樹高は150cmほどです。


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柊の如くに葉は硬く、刺々しいです。

葉の長さは8cmほどです。


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幹は約3cmほどの太さです。


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表面は紅葉していますが、葉の裏面は爽やかな緑色をしています。


画像:
帝京平成大学 中野キャンパス
東京都中野区

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ヒイラギナンテン ‘チャリティー’

花穂は枝垂れずにダイナミックに上向きに咲いています。

八幡神社境内にて
2016年1月1日

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3月にはヒイラギナンテン‘チャリティー’
結実しています。


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by abdulmajid0922 | 2015-03-31 09:45 | Comments(0)

加山又造 千羽鶴 の巻

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加山又造
(1927-2004)

《千羽鶴》

加山又造(かやま またぞう) 作画
番浦史郎(ばんうら しろう) 作陶
陶板壁画
各2.5×4m
制作年 1977年

大きなうねりを見せる波上に飛翔する金色の鶴の群れが羙術館への来客を迎えています。

地下展示室へ誘導する階段の壁に設置されています。


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壁には作品名が掲げられています。

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作品の説明文です。


山種羙術館にて
東京都渋谷区広尾3-2-16
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by abdulmajid0922 | 2015-03-30 11:21 | Comments(0)

速水御舟の巻

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速水御舟(はやみ ぎょしゅう)
明治27年(1894)-昭和10年(1935年)

昭和10年 腸チフスに罹り逝去
享年40

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《牡丹花(墨牡丹)》
昭和9年(1934年)
40歳

紙本・墨画彩色
43.5×58.7cm

晩年の作品です。

近頃では、空想で書けるようになっています....
狭いところから
広いところへ出たような感じです。

(御舟が友人へ宛てた手紙よりー
TV番組による)


会場ではいきなり、
この作品から展示されています。


不謹慎ですが、
黒い花びらをゆっくり拡大して見ていきますと、
暗雲が立ち込め、
ぞくっとするほど限りのない
幽玄の世界に
吸い込まれるような気分になります。


*会場での他の御舟の作品から

《翠苔緑芝》
昭和3年(1928)制作
34歳

四曲一双 紙本金地 彩色
172.6×362.4cm

大きな作品です

金地に五種の植物に二種の動物が描かれた屏風です。
右隻のつつじの花、
左隻のあじさいの花が浮立ち、
あまりにも写実で驚きます。


《百舌巣》(もずのす)
紙本・彩色
制作 大正14年(31歳)

茶色の巣の上に落ちている幾つかの真っ白な羽毛が兎に角、本物の羽毛のようです。

その小さな小さな、
一本一本の羽毛はため息の出るほど、柔らかく、
温もりを観る者に与えます。


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山種羙術館での、とある壁。

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入場券に使用された
《名樹散椿》
重要文化財

制作年 昭和4年(1929年)
紙本金地・彩色 二曲一双
各167.9x169.6cm


いろいろな花びらの椿が描かれた屏風です。
草の上に散った花びらは山茶花を見るようです。

実際に京都のお寺にあった名樹「散椿」
という樹です。

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花と鳥の万華鏡
-春草・御舟の花、栖鳳・松篁の鳥-

山種羙術館
Yamatane Museum of Art にて

2015 03/18
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by abdulmajid0922 | 2015-03-29 17:45 | Comments(0)

若冲と蕪村の巻

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・美術館入り口の大きな写真の
左側の作品

与謝蕪村(よさ ぶそん) 筆
(1716-1784)

《鳶・鴉図》(トビ・カラスズ)
重要文化財

双幅
紙本墨絵淡彩
京都 北村美術館蔵

会場では
[第7章 翁の時代 ]
に展示されています。

激しい風雨にじっと耐える一羽のトビ

寒い雪の中にじっと耐える二羽のカラス

二つの掛軸の二種の
鳥は向かい合う方向に描かれています。


「狂言」のような浮世絵の世界ですが、ここに描かれた山水画は「能」の世界の印象です。

目で味わう時間が長ければ長いほど悲しみが胸のうちにじんわりと込み上げてきます。

不思議な体験をしました。

*会場での全作品の中で
最も印象に残る作品です。


与謝蕪村の他の展示作品から印象深い

《飲中八仙図屏風》
18世紀
六曲一双
紙本着色

計12曲のうちの
1曲と12曲のみに「赤」を着色しています。
これが群を抜いて素晴らしい作品になっています。

酒に酔った李白は客人に支えられています。

《老松図屏風》
1781年
六曲一双
紙本金地墨画

目を瞠る金屏風です。


・入り口の右側の作品

伊藤若冲(いとう じゃくちゅう) 筆
(1716-1800)

《象と鯨図屏風》

六曲一双
右隻の象の部分です。

紙本墨画
寛政9年(1797年)
滋賀県 MIHO MUSEUM蔵

初めて見た時は、
描きあげる対象の目のつけどころに驚いたものです。

白い象の牙は金属製の如く、
鋭く描かれています。

若冲 晩年の作品です。
彼岸の鯨は此岸の象を招いているのだろうか。

海水の中を進もうかよそうか思案しているような愛らしい象です。
象の眼差しは
「老松白鳳図」の鳳凰
「白象群獣図」の象の眼差しと同じです。


伊藤若冲の他の展示作品から印象深い

《寒山拾得図》

双幅 個人蔵

左側の軸の微笑む寒山が可愛らしく、鹿爪らしい顔をして観る者の心を和らげてくれます。

蕪村の《寒山拾得図》も展示されています。


《髑髏図》(どくろず)
一幅
京都 宝蔵寺蔵

掛軸です。

目で見て心地よいものばかりが
世の中にはあるわけじゃないと
言わんばかりの何でも
自由に描ききる若冲の
行動力には敬服します。


《蔬菜図押絵貼屏風》
六曲一双 1796年
紙本墨画

京都の青物問屋の育ちらしく、
12曲すべてに一種の大きな野菜を
描いています。


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展示リスト

生誕三百年
同い年の天才絵師

若冲と蕪村
Celebrating Two Contemporary
Geniuses:Jakuchu and Buson

東京都港区
東京ミッドタウン ガレリア3F

サントリー美術館にて

2015 03/23
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by abdulmajid0922 | 2015-03-29 11:54 | Comments(0)

ノゲシの巻

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ノゲシ(野芥子)
キク科・ノゲシ属

学名:Sonchus orelaceus

英名:Common sowthistle

別名:ハルノノゲシ、ケシアザミ

原産地:ヨーロッパ

花言葉:
憎まれっ子世に憚る、
見間違っては嫌.....

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タンポポ(蒲公英)
によく似ています。


東京都中野区早稲田通りにて


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JR高円寺駅前にて
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by abdulmajid0922 | 2015-03-28 21:16 | Comments(0)

檜図屏風の巻

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国宝「檜図屏風」
(ひのきずびょうぶ)

狩野永徳・かのう えいとく
(1543-90)筆
4曲1双 紙本着色
各170.0×230.4cm
安土桃山時代・天正18年(1590)


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国宝
指定名称:紙本金地著色桧図


1年半を費やす大修理作業を終えました。

八曲一隻を四曲一双に改められました。


*秀吉好みの絢爛豪華の世界です。


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もともとの四枚の襖絵に分け
襖を閉じた状態ではこの絵のように「ズレ」が生じています。

左隻の中心部に当たります。

大胆な仕上げの木肌に対して
葉は殊更繊細な写実です。


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右隻の中心部に当たります。


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実際にこのように曲がりくねった
幹の「ヒノキ」があったのだろうか。

絵師の観念の世界であり47年間の自らの人生の集大成、
精神世界を表している気がします。


国宝室の椅子に腰掛けて見るともなしに見ていますと、
フランク・シナトラが歌う
♪And now the end is near.....
....I did it my way
が頭の中に流れてきました。
しみじみ人の生っていいもんだなあと思いました。


わが国にこのような国宝が有り、
日本人であることを誇りに思います。

画像:
東京国立博物館
本館2室 国宝室にて

2015 03/15
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by abdulmajid0922 | 2015-03-27 11:57 | Comments(0)

ルーヴル美術館展の巻

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ルーヴル美術館展
主役はフェルメール《天文学者》です。
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会場の国立新美術館(2007年開館)です。

設計:黒川紀章

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東京ミッドタウン ガレリア
(2007年開業)での大きなバナー


フェルメール作品の人々を魅了する力の強さを改めて知りました。


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地下鉄 千代田線 乃木坂駅の
コンコースに
貼られたポスターです。

展示会場にて
第Ⅱ章
日常生活の寓意ー風俗描写を超えて

*左のポスター

・ヨハネス・フェルメール
(1632-1675・オランダ)

《天文学者》

1668年
油彩/カンヴァス 51×45 cm 


絵を囲む額縁の四隅の斜線が作品の中の窓枠の斜線、
天文学者が腰掛けている椅子の背の斜線が統一されていることに
ため息がでるほどの
美しさを見出しました。

フェルメールはヘラルト・ダウと同年に亡くなりました。


第Ⅴ章
室内の女性ー日常生活における女性

*右のポスター

・ティツィアーノ
(1488-1576・イタリア)

《鏡の前の女》

1515年頃 
油彩/カンヴァス 99×76 cm


瞳の輝き、衣装の質感と輝きには目を瞠ります。

左手に掛かる明るい青い布が暗い室内に
異彩を放つ存在であり、
女性の肌がひとしお美しいのです。


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*左のポスター

第Ⅰ章

・クエンティン・マセイス
(1466-1530・ベルギー)

《両替商とその妻》

1514年 
油彩/板 70.5×67 cm


ご夫婦どちらにも狡さのない表情を見せている一瞬です。

微笑ましくもあります。

妻の赤い衣装の色が印象に残ります。

*右のポスター

・バルトロメオ・エステバン・
ムリーリョ
(1617-1682・スペイン)

《蚤をとる少年》
(物乞いの少年)から改題

1645-1650年頃
油彩/カンヴァス 134×110cm


左側の窓から差し込む光。
作品《天文学者》にも見られますように
フェルメールが好んだ構図です。


*これと同じ構図の作品が他の
画家によっても描かれており、
展示されています。

第Ⅰ章
[労働と日々]ー商人、
働く人々、農民

・ヘラルト・ダウ
(1613-1675・オランダ・
レンブラントの弟子)

《田舎の料理人の女》、
または《水を注ぐ女》

1640年頃
油彩/板 36×27.4cm


左側の窓から差し込む光。
水差しを持ち注ぐ女。

この絵の型はフェルメールだけの手法ではないということを学びました。

ヘラルト・ダウは他に数点の左窓から差し込む光の絵を描いています。
《水腫症の女》1663年
《クラヴィコードを弾く婦人》1665年

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第Ⅱ章
日常生活の寓意ー風俗描写を超えて

・レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン
(1606-1669・オランダ)

《聖家族》、または《指物師の家族》

1640年

油彩/板 41×34cm


フェルメール絵画の典型とも言える構図の
この絵は左窓から差し込む光の絵を描いています。

フェルメール
《窓辺で手紙を読む女》
は1657年頃の作品です。
レンブラントは17年前にすでに
この構図で絵を描いていました。




第Ⅵ章
アトリエの芸術家

・フランソワ・ブーシェ
(1703-1770・フランス・
ポンパドール夫人の肖像画を描いた画家)

《アトリエの画家》

1730-1735年頃
油彩/板 27×22cm

フェルメール作品とは違い、
赤い衣装の人物は左側の窓に背を向けています。
製作中の絵にも光があたり際立たせています。

フランソワ・ブーシェは他にも
《昼食》1739年
《マルシャン・ド・モード》1746年
の作品が同じく左窓から差し込む光の絵を描いています。
この構図はフェルメールだけの
手法ではないことを確認しました。



ルーヴル美術館展

日常を描くー風俗画に見るヨーロッパ絵画の真髄


国立新美術館にて
東京都港区六本木7丁目
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by abdulmajid0922 | 2015-03-27 11:00 | Comments(1)

歌川国芳ー東博の巻

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通俗 水滸傳豪傑百八人之壹人
壹人=一人

浪裡白跳張順

と左上に書かれています。


一勇齊国芳画と書かれています。


絵の上部に見られる
灰色のタイル張りのように見える壁は21世紀にも生きている
建築方法です。
驚きました。

1827-1830頃の作品です。


*2015 03/15
東博ではこの絵から展示されています。

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《金魚づくし・玉や玉や》

天保10年(1839年)頃


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《金魚づくし・百ものがたり》

天保10年(1839年)頃

ディズニーアニメーションを見るようです。


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《にぎわいぞろい・花のにぎわい》

団扇絵判
安政2年(1855年)

吉原の美人です。

着物の配色が鮮烈でとても美しいのです。

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《東都御厩川岸之図》

地面に跳ね返る水泡が描かれています。

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《東都富士見三十六景・佃沖快晴の不二》


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《高祖御一代略圖・佐州流刑角田波題目》


日蓮聖人の流刑地佐渡へ向かう場面。

強風で佐渡へは行けず、
角田浜に漂着しました。

この絵では
他の浮世絵師の作品を連想してしまいます。

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《高祖御一代略圖・佐州塚原雪中》

佐渡ヶ島 塚原での流刑中の日蓮聖人。

冷たい雪中に残る足跡が感慨深い世界を見事に表現しています。



画像:
東京国立博物館
本館2階 浮世絵展示室にて

2015 03/15
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by abdulmajid0922 | 2015-03-26 11:30 | Comments(0)

ボッティチェリの巻

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ポスターは

「受胎告知」
243×555cm
製作年 1481年

ウフィツィ美術館蔵
フィレンツェ イタリア


フレスコ画の左側にあたる
大天使ガブリエルの足が地につかないお姿です。

大天使ガブリエルは「ギリシャ型」の
足の指です。

解説文からわかったことは
このフレスコ画はシエナの
サンタマリア デラ スカラ施療院聖堂のために描かれた絵でした。

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ポスターは展示会場での第一作目の絵画です。

「ケルビムを伴う聖母子」

テンペラ画・板
120×66cm

ウフィツィ美術館蔵
フィレンツェ イタリア


アーチ型の縦長の絵の額縁には金貨が施されています。

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ポスターは

「聖母子と洗礼者聖ヨハネ」

テンペラ画・板

トンド(円形絵画です)
直径96.5cm

製作年 1477-1480年頃
ピアチェンツァ市立博物館蔵


*透明のケースに入れて展示されています。

色の美しいことには驚きまする。

背景には、観る者に香りが届きそうなバラが描かれています。
ことに美しいのです。

マリア様の視線がイエスキリストに一直線に注がれています。

マリア様の中指が少し長いようです。


画像:
ボッティチェリとルネサンス
ーフィレンツェの富と美


Bunkamura ザ・ミュージアムにて
会場のポスターより


*面白いことに
国立新美術館で展示中の

・クエンティン・マセイス作品
《両替商とその妻》1514年
ルーブル美術館蔵

・マリヌス・ファン・レイメルスファーレに基づく
《徴税吏たち》16世紀
ルーブル美術館蔵

二点の模写が展示されています。
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by abdulmajid0922 | 2015-03-25 12:08 | Comments(0)