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思うままに


by abdulmajid0922
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野いちご の巻

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エゾイチゴ(蝦夷苺・バラ科・キイチゴ属)

葉の裏側は白いですが、ウラジロイチゴとは違います。

学名:Rubus idaeus L. subsp.melanolasius

英名:Raspberry
仏名:Framboise

別名:カラフトイチゴ

花言葉「悔恨の心と憐憫の意」

「ラズベリーリーフティー」
エゾイチゴと
ヨーロッパキイチゴ(Rubus idaeus)は葉を「妊婦の為のハーブティー・Pregnancy tea」として知られています。

花が咲く前の葉を乾燥させてハーブティーに利用します。


・野いちご (Mansikka)
フィンランド民謡
清水たみ子 訳詞

赤い実かわいい実を
野原で見つけたよ
野いちご 野いちごだよ
みんなで取ろうよ

小鳥も鳴いてるから
摘み摘み遊ぼうよ
野いちご 野いちごだよ
おいしい実だよ

(Google 野いちご フィンランド民謡より)

阪田寛夫氏の訳もありますが、
こちらが記憶に残っている詩です。


・1957年
イングマール・ベルイマン監督のスウェーデン映画
「野いちご」があります。

美しい蓮の花だけを見ているわけにはいかないのが人間です。
蓮池の下の下まで見たくなるのが人間です。

医学者の名誉の陰の部分を暴く印象深い映画でした。

ベルイマン監督の真骨頂、
人間の心象風景を素晴らしく捉えていました。

画像:札幌市中央区西線電車通りの近くの駐車場にて。

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野いちご の巻_e0322201_144136100.jpg

・北海道 千歳市のアウトレットモール・レラが建っている場所は、
まさに「野いちご」と「ハスカップの広い、広い自生地でした。

*ハスカップ
クロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽・スイカズラ科・スイカズラ属)

アイヌ語で枝の上にたくさんなるものの意味です。

千歳市街地側(北側)には太平洋戦争時代の頑丈で大きな弾薬庫などコンクリート製の建造物が幾つも残っていました。

怖さと興味とが渾然一体となり秘密の遊び場でした。

夏休みになると年がばらばらの仲良しと「野いちご」と「ハスカップ」を採りに行ったものでした。

野いちご摘みは気をつけないと、イチゴの中に白い小さな幼虫がいることがありました。

ぷっと息を吹きかけて幼虫を吹き飛ばし、後は平気で口の中へ。

採りながら口へ入れて、それでも数種類もの色がある野いちごはどんどん容器に溜まりますが、
ハスカップは食べながら採ると全然溜まりませんでした。

容器を持たずに手ぶらで来た者はフキの葉を丸めて容器にして中へ集めました。

不思議な事にハスカップの樹のそばにはよく「アリの巣」がありました。

家の近くの国道36号線に出て、
現在の「レラ」への
行き帰りはヒッチハイクでした。
事故に合うという発想が全くない時代でした。
昭和40年以前の話です。

画像:札幌医科大学構内の遊歩道にて。

裏が白いのは共通していますが、始めのエゾイチゴの葉とは全く違う葉の形です。
by abdulmajid0922 | 2014-07-23 14:35 | Comments(0)