思うままに


by abdulmajid0922
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男心と秋の空 の巻

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H氏がバーにやって来た。

すでに酔っている。
そうなると、
大胆な行動に出るいつものH氏。
バーに入るや否や、好みがいるかどうか一瞬にして見極める。

動物である。

腰掛けた席の隣の客をあからさまにじっと見つめる。
客は誘いを断った。

H氏は酔うと別人になり、
破廉恥な行動を取る。
僕のどこがいけないの
と客に問いただす。

H氏は今夜も店主に叱られる。

H氏は席を変える。
そして言うのです
初対面の客を相手に僕の家に来ませんか。


昔のヨーロッパ映画を見るようです。
人間は昼と夜は別の顔になるのです。


画像:同じ道の左右の空模様です。


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ヒデちゃんがバーにやって来た。

ヒデちゃん、今晩は。
お久しぶりですね。
いらっしゃいませ。
こちらへお座りな。
こちらユリちゃんです。
ユリちゃん、こちらはヒデちゃんです。
ヒデちゃんは
もう転勤は無いだろうと思って
大通公園の近くの
マンションを買って2〜3ヶ月後に帯広市に転勤した方なんですよ。
今日、札幌に帰って来たんです。

ヒデちゃん、ユリちゃんと何かお話しをして上げてください。

その夜、
二人は楽園へ誘われる
ようにしあわせの顔をしてバーを出ました。

二三日程経って
ヒデちゃんがバーにやって来た。

もう会いたくないと言うヒデちゃんです。
ユリちゃんの部屋が汚い。
綺麗好きな人じゃないとダメだと言う。

綺麗好きのヒデちゃんは
その初めての出会いの夜は、
汚い部屋で過せたのですが....。

(時が経過しますと、
見えなかったことがいろいろと見えてきます。)

だから、店主からユリちゃんに
このヒデちゃんの気持ちを話して欲しいと言う。

店主はヒデちゃんに熱心に
恋愛講座を聞かせました。

ヒデちゃんは
そんなこと会社で部下に対して
気を遣ってやっている事だから、プライベートでは何にもしたくない。
教えるなんて面倒臭いと言う。


ヒデちゃんは50歳の独身貴族です。

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ジュンちゃんがバーにやって来た。

ジュンちゃんは席に着くなりしゃべりっぱなし
「こないだのコ、可愛かったわあ。
私が抱いてあげると身体が震えているのよ。
こんな純情なコ、いまどきいないわと思って私もうびっくり。

ここで初めて会ってから2〜3回会っていたのよ。
店に連れて来なくて悪かったけど。
あのコ、いいコなんだけど〜、

食事の仕方が汚いの。
箸をまともに持てないのよ。

私、ああいうのはダメ なの。
子を見れば親が分かるし、
親を見れば子が分かるでしょ。

悪いけど、
まともな子育て出来ない親の家庭で育った子はすべてがダメよ。

もうあのコはいらないわ。


ジュンちゃんは40がらみの独身貴族です。
心の底では長続きのする恋人を求めているのですが、
一夜かぎりが多い幸福な男です。


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今日は、映画の一場面を見るような激しい雨が降ったり
天高く馬の肥ゆるような碧空、
又、驟雨(しゅうう)。
めまぐるしく変化した一日でした。

まさに、男心と秋の空。


画像:9月 札幌の上空です。
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by abdulmajid0922 | 2014-09-21 08:17 | Comments(0)