思うままに


by abdulmajid0922
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モネ と 辻永 の巻

長く厳しい冬、束の間、見事に晴れた穏やかな日の訪れ、この嬉しさを絵にして置きたいと思う画家の気持ちは道産子にとてもよく感じとることができます。

2点のどちらの絵にも描かれているのは、温もりさえも感じる陽射しが溢れる雪景色。

厳しい冬を毎年体験している道産子にはこの土地で暮らす人々の物語を想像し、共感することがいともたやすくできる素敵な絵です。

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(wikipedia)

クロード・モネ(1840-1926)
《かささぎ》La Pie 1869年(明治2年)
89×130cm 油彩/カンヴァス
オルセー美術館蔵


モネ29歳のときの作品
1868年イギリス海峡に面したノルマンディー地方の港町エトルタ(北緯49°)滞在期間中の作品。

クロード・モネ《かささぎ》
絵の下部に黒く点々と描かれた人の足跡と門の影が門の上に止まっているかささぎへと自然に視線が流れるように描いています。

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《かささぎ》を拡大した画像

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オルセー美術館至宝のリマスターアート展 大丸札幌店〜5/8 2017


画布の上下中間部のX軸に広がる生垣を
境に「天」と「地」を描いています。

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2014/4/2 新聞記事より

辻 永(つじ ひさし 1884-1974)
《ハルピンの冬》1917年(大正6年)
33×45cm 油彩/カンヴァス
石橋財団石橋美術館蔵

辻 永33歳のときの作品

ハルピンと聞くと近代日本史が思い起こされ穏やかな記録が頭に浮かばないのですが、
1909年明治42年 この年に夏目漱石も訪れていたハルピン市は北海道・稚内市と同じ北緯45° です。


辻 永《ハルピンの冬》に描かれた
道路には雪が無いので春の訪れの近いことが想像できます。

「青」い空と「春」近しとで
若さあふれる躍動感が湧き出て素晴らしく明るい絵なのです。

画布の上下中間部のX軸に広がる板塀を
境に「天」と「地」を描いています。



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by abdulmajid0922 | 2016-12-02 10:22 | Comments(0)