
ペペロミア オブツシフォリア
学名:Peperomia obtusifolia
(コショウ科・ペペロミア属)
原産地:熱帯アメリカ・メキシコ・
西インド諸島
和名:サダソウ(佐田草・サダソウ属)
鹿児島県・佐多岬にて発見された事が名の由来です。
花言葉:艶やか

ワックスを塗ったような光沢があり多肉質で濃い緑色の
葉は互生・全縁です。

桂の葉のようにキレイな円形をしています。
ふくよかな丸みが微笑ましいです。
新芽がたくさん出ています。

一本すくっと伸びているのが
ペペロミアの花(穂状花序)です。

造園業者のスタッフが一枚一枚
丁寧に葉を拭いています。
光を受けてキラキラと輝く葉は
ペペロミアの命です。

一本だけ伸びていた花は漸く
白味を帯びて花らしく成長しています。
太さは4mm
長さは11cmほどです。
*観葉植物を眺める間は、
緊張がほどけ、
好きな音楽を聴いている時のように脳内にはセロトニンが充満しています。
そしてありがたいことに、
しばし病を忘れます。
設置場所:札幌医科大学附属病院
外来棟 1Fにて

オウシュウトウヒ(欧州唐檜)
マツ科・トウヒ属
学名:Picea abies
Picea=トウヒ属
abies=モミ属
英名:Norway spruce
別名:ヨーロッパトウヒ・
ドイツトウヒ
花言葉:永遠、不運の中での希望
明治中期以降に北海道の林業用、
鉄道防雪林用として導入されました。
画像:
札幌市資料館裏
「カッコウの森」にて


雪の上に落ちているコーン(球果)
は大きさは16cmです。
葉の長さは27mm
幹の太さは50cmほどあります。
ちぎった葉の匂いを嗅ぐと実によい香りです。
幹が真っ直ぐに天まで届けと言わんばかりに気持ち良く伸びています。
名器ストラディバリウスの表面の
素材はこのドイツトウヒです。
画像:
北海道知事公館裏庭にて




外国人観光客の方々もその美しきに感動され本格的カメラで撮影しています。
落葉した広葉樹の木々の中で
一際美しく聳えるドイツトウヒです。
整然と植えられたドイツトウヒの奥には北海道神宮が鎮座しております。
画像:
円山公園
スノーマウンテン広場にて

仕事を終え足早に家路へと急ぐらしいビジネスマンと全景のドイツトウヒ
画像:
札幌市資料館裏
北・大通りからのアングルです。
*『大脱走』 米映画 1963年製作
監督 :ジョン・スタージェス
たくさんの捕虜たちが
Yankee Doodle Dandy (アルプス一万尺)を歌い行進して7月4日のアメリカ独立記念日を祝う第三捕虜収容所は、周りを樹形の美しいドイツトウヒの森に囲まれた環境の中に建設されていました。

プンゲンストウヒ
マツ科・トウヒ属
学名:Picea pungens Engelm
Picea=トウヒ属
英名:Colorado spruce
Blue spruce
spruce=トウヒ(唐檜)属樹木
=こぎれいにぱりっと
別名:アメリカハリモミ
コロラドトウヒ
原産地:北米中部〜西部
花言葉:不運の中での希望
画像:
1 札幌医科大学遊歩道にての
クリスマスシーズン2014
初めて電飾が施された
南3条側のプンゲンストウヒです。
美しい樹形は山を表現している
アンコール・ワットの
中央塔を彷彿とさせるのです。

札幌医科大学附属病院正面玄関前のプンゲンストウヒ

札幌市資料館裏庭「カッコウの森」
にて

梢にはいっぱい球果が垂れ下がっています。
南1条側の札幌医科大学遊歩道にて



中島公園にて

ウェルカムツリーの役目をも
担っています。



pungent=鋭く尖った
辞書に書かれているように
葉を握ると針山に触れたように痛いです。
モミの木との違いです。
葉の長さは25mmあります。
葉を手にしただけで既に良い香りが漂っています。
下枝の葉の枯れた状態はWebやNetのようです。
画像:札幌医科大学遊歩道にて
2015年は
まだ2月だというのに、
雪はどんどん融け、
すっかり春が来たような暖かい日が続く札幌市です。


シッサス(エレンダニカ)
ブドウ科・
シッサス(セイシカズラ・青紫葛)属
学名:Cissus rhombifolia
'Ellen Danica'
英名: Ellen Danica Grape Ivy (エレンダニカ・グレープアイビー)
別名:キッソス(Kissos=古代ギリシャではキヅタを指した)
通称名:エレンダニカ
原産地: 西印諸島、南米北部等の 熱帯・亜熱帯、インドネシア
花言葉:すこやか

へデラやアイビーのような
つる性の植物です。
ナツヅタ(夏蔦)と同じブドウ科です。
深い緑色の大きな切れ込みのある
葉の裏側はえび茶色になっているのが多いです。


三出複葉(さんしゅつふくよう)の
ピカピカにツヤが有る葉と
ツヤが無い葉が有ります。
巻きひげがどんどん伸びています。
蕾(つぼみ)のような新芽は全体が
びっしり白い毛に覆われています。

プランターボックス内の
コウセイチャメドレアや
ブラッサイアの下で
グラウンド・カバー状に配置されていますが、
単体で大きく成長した形をも見てみたいものです。
エレンダニカには甲子園球場の
ツタのように建物の外壁を這い上がる逞しさが有るのだろうか。
Webでの画像は綺麗な鉢に入れられ完全に人間の保護の下で生きているエレンダニカばかりである。
病院内の多勢の方々に護られている患者と同じ
「嗚呼.....いとかなし」である。
設置場所:2014年12月より
院内緑化プロジェクト
エコロジー・ガーデンを導入されました、
札幌医科大学附属病院1F ロビーにて

「すすきの アイスワールド 2015」は
札幌駅前通り、地下鉄すすきの駅の地上で繰り広げられております。



協賛企業と氷像
すすきの観光協会の面々が揃いの
ベンチコートに身を包み
コンシェルジュを担っています。

沖縄の竜宮城の氷像前にて
お客様と氷の女王との記念写真撮影タイムです。
かなりの順番待ちです。



会場にはフードコートがあります。
お子様連れでのお客様が大変目立ちます。
お祭り期間中の「すすきの」
札幌駅前通りは 'セサミ ストリート'に
様変わりします。
これはすすきの観光協会の素晴らしい
アイデアです。


将来の「すすきの」のお客様になられる子供たち。
20年後に又、「すすきの」の
どこかのバーでお会いしましょう。
画像:札幌市中央区南4条西3丁目
札幌駅前通りにて

ドラセナ フラグランス
デレメンシス ‘レモン・ライム’
リュウケツジュ(龍血樹)・リュウゼツラン(竜舌蘭)科・ドラセナ属
学名: Dracaena fragrans Deremensis Group
'Lemon Lime'
英名:Golden Dracaena
漢名:
・檸檬千年木(レモンセンネンボク)
・月光竹蕉
原産地:熱帯アフリカ・アジア・アメリカ
ドラセナの花言葉:幸福
Dracaena fragransを漢字では
「香龍血樹」です。
絵画的になり色彩感がグッと増します。

葉の中央の濃い緑色の淵を乳白色の斑が彩っています。

触ってみますと、葉は厚みが有り
ビニール製の細工物のようです。
葉は少し波打っています。
葉(全縁)の表だけではなく裏側も同じ色彩です。


設置場所:
院内緑化プロジェクト
エコロジー・ガーデン を導入されました
札幌医科大学附属病院1Fのロビーにて
ドラセナ-レモンライムはブラッサイアと共にプランターボックスにインストールされています。
鬱陶しい気分の患者には気が晴れるような色彩の美しいドラセナ-レモンライムです。