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シェフレラ ピュックレリ
ウコギ科・シェフレラ属(フカノキ属)

学名:Schefflera Pueckleri
(Tupidanthus calyptratus)

Scheffler=フカノキ(鱶の木)

英名:Mallet flower ,
Umbrella tree

和名:インドヤツデ(印度八手)

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旧学名「ツピダンサス」の名前で流通しています。

原産地:インド〜ミャンマー、マレー半島


ゴムの木の葉を細く伸ばしたような
一枚の葉の大きさは葉柄を除いて
約25cm×10cmです。



ホテルのロビーに設置されています
ウェルカムプランツです。
by abdulmajid0922 | 2016-02-04 09:37 | Comments(0)

くだんう志がふち の巻

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くだんう志がふち

ほくさゐゑかく くだんう志がふち
(北斎描く 九段牛ヶ淵)


・遠景に湧き立つ積乱雲(フェルメールの《デルフトの眺望》を想起させる大空と雲の表現)

真夏のある暑い、暑い日の日盛りの日を浴びた九段坂を描いています。

ここには観覧者の想像をかきたてる情報がいっぱい詰め込まれています。


*この画像は、後の人物の影が削除された摺物であることがわかります。
図版によって土坡の緑色の占める割合や全体の色彩が全く違います。


・土坡を覆う緑は上半分を占めています。

・画像左側上部の千鳥ヶ淵、下部の牛ヶ淵には水が溜まっていますが、この絵ではその様子がわかりません。

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《ほくさゐゑかく くだんう志がふち》

左上には
落款、画題を蘭文筆記体のように横へすらすらと書いています。

・《よつや十二そう 》
四谷十二社

・《たかはしのふじ》
高橋の富士
『富嶽三十六景』の『深川万年橋下』によく似ています。

・《ぎょうとくしほはまよりのぼりとのひかたをのぞむ》
行徳塩浜より 登戸の干潟を望む

・《おしをくりはとうつうせんのづ》
押送り波頭通船の図

これらは1805年頃の「平仮名落款の洋風版画」の中判物から知られている5点です。
「ほくさゐゑかく」と落款が記されています。

オランダの油絵の影響を受けた作品群です。

葛飾北斎は司馬江漢の銅版画に刺激を受け木版画で挑戦したのです


左手画面中央の上下二分する田安門への道を挟んで奥が千鳥ヶ淵、手前が牛ヶ淵です。

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記念碑の絵の中の江戸時代に見入り、今日、平成時代の靖国通りの喧騒を聞きながら貴重な体験をしています。


「九段坂 牛ヶ淵の碑」
東京九段ライオンズクラブ贈

設置場所:
靖国通り田安門交差点 早稲田通りの起点
東京都千代田区九段北1-14

2016年1月5日 靖国通りにて

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土坡の上部は緑に覆われていません。

牛ヶ淵に水の溜まっているようすがわかりません。

手前の牛ヶ淵の底部の縁には囲むように石が積まれています。

この石垣と右側のお屋敷の石垣とこの絵を縁取る赤い額縁が統一されています。

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ほくさゐゑかく くだんう志がふち

葛飾北斎画
洋風風景版画 (1804年)
横中判錦絵 19.5cm×25.9cm
ルクセンブルク Mr. Comte de Gada 蔵

(原色日本の美術 第24巻「風俗画と浮世絵師」昭和46年3月20日初版発行)


三分割して拡大して見ます
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千鳥ヶ淵、牛ヶ淵の水面には淵の影までも描かれ、水がちゃんと貯められていることがわかります。

千鳥ヶ淵、牛ヶ淵の水鏡のような水面に映る淵の影

千鳥ヶ淵、牛ヶ淵は飲料水確保の為に川を堰き止めダム工事で造られたのです。

牛ヶ淵の手前の土手に腰を下ろしてのんびりと陽を浴びている男のようすから世の中が平穏であるということが伺えます。

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くっきりと陰影を表現し極端な構図の土坡は牛ヶ淵の水面からてっぺんまですっかり緑に覆われています。

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遠景にもくもくと湧き立つ積乱雲、
強い陽射しを避けて日傘をさす町の女たちと通行人の影がくっきりと表現されています。
(人物の影は従来の日本画では描かれたことはありません)

屋敷の日陰で時を過ごし屯する人びと。

武士、市井の人々、商人らがそれぞれで生きています。
平和な日常の一コマを描いているようです。


西洋風の遠近法と陰影法による立体画法、
土坡に見られる奇抜な表現(後の「富嶽三十六景」を想起させます)
などは葛飾北斎の今後の浮世絵に賭けるあふれんばかりの夢と意気込みを感じ取ることができます。


*額縁のような赤い縁取り模様が牛ヶ淵の底部の石組み、又は右側のお屋敷の石垣と統一しています。



*「平仮名落款の洋風版画」五点と同じく赤い額縁を描き、
落款を蘭文筆記体風に横に 「ほくさゐうつす」とすらすら書いている作品があります。

洋風版画の摺物シリーズ 1800年代初期
《江ノ島遠方》
《金沢八景》「瀬戸橋周辺の景」
《かまくらの里》....


*《新板浮絵忠臣蔵 第ハ段目》
可候落款 間判 錦絵
この絵の土坡等の風景表現は約六年後の
《くだんう志がふち》に通ずるものがあります。


2016年2月2日
北海道立近代美術館 図書室にて

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奥行きのあるテレビ画像

NHK-TV 歴史秘話 ヒストリア
2017/02/10




by abdulmajid0922 | 2016-02-03 09:08 | Comments(0)
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ヒエロニムス・ボス
《愚者の石の除去》
1500-1510年頃
油彩・板 48.5×34.5cm
王室コレクション


*日本初の公開。
図鑑で見ていたことがある印象に残る作品です。

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バルトロメ・エステバン・ムリーリョ
《ロザリオの聖母》
1650-55 年
礼拝画
油彩・カンヴァス 166×112cm
王室コレクション


*聖母マリアとイエス様。
まともに観覧者を見つめておられるせいなのか、お顔立ちがとても現代に合い昨今のモデルを描いているような錯覚を起こしてしまいます。

*《物乞いの少年 (蚤をとる少年)》
ルーヴル美術館蔵
から約2年後の作品です。

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アントン・ラファエル・メングス
《マリア・ルイサ・デ・パルマ》
1765年 油彩・カンヴァス 48cm×38cm


*初対面です。
画家の名前も初です。

化粧の匂いが辺りに漂うほどに...
あゝなんと素肌の美しいことよ。

モディリアーニの祖であるかのような長い首が印象に残ります。





プラド美術館展の美しいポスター
三菱一号館美術館


三菱一号館美術館 開館5周年記念

プラド美術館展 ースペイン宮廷 美への情熱

2015年10月10日(土)〜2016年1月31日(日)

三菱一号館美術館にて
2016年01/02

印象に残った作品.....

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ディエゴ・ベラスケス
《ローマ、ヴィラ・メディチの庭園》1629-30 年 油彩・カンヴァス 48.5×43cm
王室コレクション

*この時代、すでに戸外で描かれた風景画がこのように存在していました。
抑えた色使いが印象に残ります。

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ハンス・メムリンク
《聖母子と二人の天使》
1480-90 年 礼拝画
油彩、板 36×26cm


*今日に至るまでこの鮮やかな色彩が保たれていることに驚きました。

by abdulmajid0922 | 2016-02-02 08:58 | Comments(1)
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マルキンカン(丸金柑)
ミカン科・キンカン属

学名:Fortunella japonica

19世紀中期、 英国の植物学者Robert Fortuneはキンカンを中国からヨーロッパへもたらしたのです。


英名:Marumi Kumquat

別名:マルミキンカン(丸実金柑)
ヒメタチバナ(姫橘)

キンカンの原産地:中国南東部


花言葉:思い出

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東京都中野区若宮にて。
by abdulmajid0922 | 2016-02-01 09:34 | Comments(0)