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日本橋人形町甘酒横丁から人形町商店街を横断して日本橋川に向かうと、
「喫茶去 快生軒」、「玉ひで」、「小春軒」の次にレストラン「にんぎょう町 谷崎」があります。
建物の左手の壁には谷崎松子夫人の揮毫による黒御影石のプレートが設置されています。

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『谷崎潤一郎生誕の地 
1886-1965 
元東京市日本橋区蠣殼町二丁目十四番地
松子書』

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説明板
『谷崎潤一郎生誕の地』
所在地 中央区日本橋人形町一ー七ー一〇
中央区教育委員会

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隣の壁の看板に注目!

この生誕の地に立つと、
子供の頃の谷崎潤一郎を叱るときの、父親のべらんめえ口調が耳元で聞こえてくるようです。


by abdulmajid0922 | 2018-03-31 09:29 | Comments(0)

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'Winter Landscape with Bird Trap' 

painted by
Pieter Brueghel the Younger 1601.

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(図録)

本邦初公開《鳥罠》

油彩/板 37.5×56.6cm

個人蔵/ルクセンブルク

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(Google Arts & Culture) 部分

凍った川の上でカーリングをする人々のすぐそばにはひび割れした大きな穴が開いています。

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(Google Arts & Culture)部分

戸板を仕掛けて、鳥を捕獲しようとしています。

戸板を支える、つっかえ棒には紐が付けられ右端手前の家の白い壁の窓に繋がっています。


常に危険と隣り合わせで生きているのは鳥のみならず、人間も同じ立場にあるのです。

ブリューゲルらしい主題です。

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ピーテル・ブリューゲル2世自身がこの主題の板絵を45点も描いたと図録には書かれています。


'Winter Landscape with Bird Trap'
'The Bird Trap'

BRUEGHEL 
150 YEARS OF AN ARTISTIC DYNASTY 

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ブリューゲル展 
画家一族150年の系譜

東京都美術館


by abdulmajid0922 | 2018-03-28 21:59 | Comments(0)
コーエン兄弟で映画化されたら、ヒット間違いなしと映像美を空想しながら読了した。

三歳になる娘を車の中に置きっ放しにするところが複数回あり、きっと悲劇が起こる、きっと悲劇が起こると読者は著者の技巧に乗せられ、操られた。


無罪を言い渡した男に家族を狙われ、結局自分の手でその男を殺害することになった元裁判官の事件......。
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飼い犬のドーベルマンを角材が折れるまで叩きつける、ソシオパス武内はログハウスの暖炉の火でバウムクーヘンを焼く。


.....,
マントルピースのうえに一尋(ひとひろ)近い長さの丸竹が置いてある。
......


専門家以外、現代人には通じずとも、
竹棒の長さの単位を敢えて「尋」としたこの一文字できらりと文学の香りを放ち、ここに著者の小説家としての矜持を見て取ることができます。


 著者は今後の作品に期待できる数少ない現代小説家の一人であるといえよう。

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by abdulmajid0922 | 2018-03-01 09:50 | Comments(0)